メンタルケア座談会 |メンタルセラピスト専門学院

医療とのかかわりや、ケアの現場で求められる人材像について当学院で講師を務めるクリニック主任の丸山直樹先生とアロマセラピストの川本陽子先生に語ってもらいました。

■カリキュラム概要

医療の現場にいると、心の状態と病気の治り方は密接に結びついているということを日々実感します。骨折や腰痛を患った方でも心に問題を抱えている方は、治療が長引く傾向があります。患ったことで社会復帰が困難になりそれがストレスになっていたり、夫や妻に先立たれ寂しさを抱えていたり悩みの大きさは個人によって違いますので、原因はさまざまですよね。

最近は、若い世代でも健全な人のほうが少ないと思えるくらい皆さん心に悩みを抱えておられます。そのような背景の中で、メンタルをケアする手技の一つとしてアロマセラピーをはじめとするさまざまな手技に注目が集まっています。

心の問題を取り除けば自然治癒力が向上し、治療効果が上がるということで、病院でもアロマセラピーを導入するところが増えているのを実感しています。

川本先生・丸山先生

当スクールには看護師の方が多く学びに来られています。現場で患者さんと接していて、メンタルケアの必要性を感じておられるようです。また、医師の指示のもと、アロマセラピストのような代替･補完医療の専門家が患者さんのケアにかかわることもできます。心身両面を診る上で、医療機関やサロンとの連携は欠かせなくなっており、そのような背景に応えられるサロンに対するニーズは高まってくると思います。

差別化という意味でもメンタルケアを導入する医療機関がますます求められるようになってくると共に、個人でもそういった方をケアするプロフェッショナルが求められるでしょう。当学院ではまさにそのようなニーズに応え、基礎医学からさまざまな手技の知識、実践までが学べるカリキュラムを用意しています。

自分を見つめ足りないものを知ることで、初めてクライアントの心の問題に気づいてあげることができます。ぜひ、みなさんには当スクールでの勉強を通じて、自分を見つめ直すことの大切さを学んでほしいと思います。

川本陽子先生
●英国IFA認定アロマセラピスト
●社団法人日本アロマ環境協会

　インストラクター/アロマセラピスト
●リフレクソロジスト
●ナチュラルハーブハウス代表

丸山直樹先生
●メンタルセラピスト
専門学院主任講師
●日本アロマセラピー
統合医学協会認定
メンタルセラピスト
●みつだ整形外科理学療法室主任

心理カウンセラーの資格